1歳4月入園の体験レポ!保育園入園前のトレーニング!お家での躾って必要!?
- 未来ぷらす舎ライター
- 6月3日
- 読了時間: 7分

こんにちは!未来ぷらす舎のブログを担当している菊池です。
私は1歳1ヶ月の女の子のママで、娘はこの春から保育園に入園しました。
3月生まれの早生まれで、同学年のお子さんと比べるとまだできることも少ない娘。
4月から2歳を迎える子たちもいる環境に入れて大丈夫なのかな?ととても不安でした。
保育園入園前に親子でやってよかった躾と保育園入園後の生活についてご紹介します!
早生まれさんのママはもちろん!早い方だとそろそろ来年度の保活もされるのかな?と思いますので保育園を検討中のママさんに是非読んでいただきたいです!
1.そもそもお家での躾って必要?保育園でどの程度やってくれるのか?
幼稚園と違って長い時間(幼稚園の標準活動時間は4時間、保育園の開園時間は11時間です)子どもが生活をする場所なので、食事・排泄・睡眠のサポートまで先生方がしっかりと対応してくださります。
保育園に行かせてみてできるようになったこともたくさんあって、先生方にはとても感謝をしていますが、保育園に子供の躾を丸投げしてしまうのはNGです。お家での躾もある程度必要なのです。
保育園はどこの自治体でも空きがないくらいの超満員で、先生方も法律に定められた人数で対応してくれてはいるものの、人手が潤沢とは言えないのが現状です。
0から全て先生にお願いするのではなく、お家である程度挑戦して、保育園と協力しながら子どもの成長を促していけるのが理想だと思います。
2.【体験レポ!】1歳0ヶ月で入園!お家での躾、保育園でのサポート
私の娘はミルクが大好き!既に3回食に移行していて、おやつも食べるのにミルクは1日1ℓは飲んでいました。
入眠の際は哺乳瓶でミルクを一気飲みしないと寝られない・・・!ということもあり、保育園入園に向けて「ミルクと哺乳瓶を卒業させる」ことを目標にしていました。
粉ミルクをあたためた牛乳に替えてみたり、お茶を与えてみたり、あの手この手で卒業を目指したのですが、結果的に入園する数日前になってもミルクを卒業することはできませんでした。
入園前の保育園との面談では、ミルクを卒業させようとおうちで取り組んだことを先生に伝え、入園後がとても心配であることも正直にお話ししました。
先生は「牛乳は保育園でもあげているので、慣れさせてもらえてよかったです!保育園では牛乳をコップで飲む練習をさせてみますね!よかったらお家でもコップで牛乳をあげてみてください」と言ってくださいました。
おうちでもコップ飲みの練習を重ね、なんと保育園入園5日目から哺乳瓶とミルクがなくても寝られるようになりました!
あんなに哺乳瓶LOVEだったのに・・・!拍子抜けするほどあっさりと卒業できました。
保育園とおうちで連携しながら練習ができたから、上手くいったのだと思います。

早生まれのお子さんだと、1歳児クラスに入園する際、ミルク卒業はマストだと思って良いと思います。(0歳児クラスはミルクの時間があります。心配なママは保活時に園に聞いてみてください!)
そのほか、おうちで行った躾をご紹介します。
①靴下・靴に慣れさせる
→園庭にでて遊ぶことも多いので、靴や靴下を嫌がらないことは大事なのですが、1歳前後の赤ちゃんって靴が苦手な子が多いそうです・・・。普段のおでかけから靴と靴下はしっかり履かせてみたり、家の中で靴下と靴一体型のシューズを履かせたりしました。
②椅子にきちんと座って食事をする
→我が家の場合ですが、食事中立ち上がったり、ご飯で遊んでしまうことがありました。おうちではベルトのついた椅子に座らせていましたが、保育園の椅子にベルトはありません。食事中先生がマンツーマンでつくことも難しいので、ある程度椅子に座って大人しくできるようにしなければ・・・!と思いました。
1歳を迎えた頃から練習を始め、入園してすぐはなかなかでしたが、3週間ほどたった今(4月段階で執筆)はお行儀よく椅子に座ってお食事ができるようになりました。
③生活リズムを整える
→一番基礎的な気がしますが、規則正しい毎日にするのは慣れるまで大変でした。我が家の場合7時に起床し、8時30分に登園し、16時にお迎え、18時に夕ご飯、19時にお風呂、20時就寝というリズムを作りましたが、なかなか目標通りに進まないのが現実でした。
だんだん時間管理のコツがつかめてきて、今は大体上記リズムで1日が進んでいます。
3.2歳、3歳入園前におうちでやっておきたい躾
ここまでは1歳4月入園の娘をモデルに躾についてご紹介しました。
2歳や3歳での入園になった際やっておきたい躾についてもご紹介します!
● 2歳児:少しずつ「生活リズム」を整える時期
2歳児は、まだ言葉も行動も発達の途中。すぐに完璧にできる必要はありませんが、「見通し」や「習慣づけ」がこの年齢の鍵になります。
✅ おすすめのしつけ・生活習慣

● ① 毎日同じ時間に寝て起きる
入園後は決まった時間に登園が必要になるため、早寝・早起きの習慣をつけましょう。
例)夜20時までには寝る/朝7時頃に起きる
● ② 「いただきます」「ごちそうさま」が言えるように
食事の時間に簡単な挨拶を習慣に。
食べる楽しさと感謝の気持ちを育てる第一歩になります。
● ③ 靴を履く/脱ぐ練習
自分でできなくても、「自分でやってみようとする気持ち」が大切です。
簡単なスリッポンタイプの靴で練習をしてみるのも良いと思います。保育園の先生におすすめの靴を聞いてみてもいいかもしれません。
● ④ 保護者と離れる練習(ちょっとした預かり体験など)
一時保育や祖父母の家に預けるなど、短時間でも保護者以外と過ごす経験をしておくと、入園時の「大泣き」が軽減されやすいです。預かり体験は我が家も本当にやっておけばよかったと後悔しています。人に預けることに慣れていなかったので、慣らし保育中は地響きが起きそうなほど泣かれました。
● ⑤ お名前を呼ばれたら「はい」とお返事
呼ばれたら返事をすることで、「自分が呼ばれた」「人と関わる」という認識が育ちます。
●3歳児:自立の第一歩、「自分でやってみる」を応援する時期
3歳になると、言葉も理解もぐっと発達し、少しずつ「自分でやる」という意識が育ってきます。保育園でも“自分でできること”が求められるようになります。
✅ おすすめのしつけ・生活習慣
● ① トイレトレーニングの完了(または進行中でOK)
トイレの流れ(行く・座る・拭く・流す・手を洗う)を覚えていきます。
失敗しても叱らず、「自分でできた!」を応援する姿勢が大事。
保育園でもトレーニングはしてくれますが、お休みの間家で全く練習しないと、週明けにリセットされてしまうというお子さんもいます。保育園だけではなくおうちでの練習もしっかりしましょう。
● ② 自分の持ち物に興味を持つ・管理する
自分のカバンや帽子、コップ袋など、「これ、〇〇のだよね!」と愛着を持つことからスタート。
名前を一緒に確認したり、「しまう」練習も良いでしょう。
● ③ 食事のマナー(座って食べる・遊ばない)
自分でスプーンやフォークを使って食べる習慣を身につけましょう。
食事中に立ち歩かない、遊ばない練習を!これは1歳のお子さんでも同様です。
保育園では集団での「食べる力」が重要です。
● ④ 衣服の着脱練習
ズボンや上着を自分で脱ぎ着する練習は普段からしておきましょう。
ボタンはまだ難しくてもOK。脱ぎっぱなしにせず、「脱いだ服をかごに入れる」など片づけの習慣もプラスすると◎「これ○○ちゃんのお洋服だね!」と声がけするのも良いでしょう。
● ⑤ あいさつ・ありがとう・ごめんなさいが言えるように
完璧に言えなくても、「挨拶のタイミング」を知っていることが大事です。
おうちの人がお手本になって、優しく繰り返すことで自然と身につきます。
完璧を求めなくて大丈夫!「やろうとする気持ち」が大切です
2歳・3歳の時期は、「できる/できない」よりも、「やってみよう!」という気持ちを育てる時期です。
4.まとめ
入園前に少しずつ練習して、自信を持ってスタートができるのが理想ですが、もちろんうまくいかないことだってあると思います。
無理して頑張りすぎず、やってみてダメだったことや心配なことは保育園と相談して一緒になって進めていきましょう。
どの年次であっても保育園入園は、子どもにとっても保護者にとっても大きな一歩です。家庭での小さな積み重ねが、園生活をスムーズにする助けになります。
素敵な保育園のスタートとなるように応援しています!
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