
非認知能力とは、テストの点数や数値で表せない好奇心、コミニュケーション能力、向上心、思いやりなど心のに繋がる能力を指します。
特に、社会で生きていく上で欠かせないのが「コミュニケーション能力」です。
友達と協力したり、相手の気持ちを見極めたりする力は、学力以上に将来の成功に影響を与えるとも言われています。
子どもの非認知能力を育てるために、家庭や保育・教育の現場ではどのようなことができるのでしょうか?
実は非認知能力は遊びを通して鍛えることができます。この記事では、非認知能力を鍛えるために効果的な遊びを紹介します。
1.ごっこ遊び(ままごと、お店やさんごっこ)

ごっこ遊びは、自分と相手の役割を考えて行動することで相手とのコミュニケーションの取り方、想像力を養うことができます。
役割を演じながら会話をしていくことで「聞く力」も養うことができます。
2.お絵描き

子どもは絵を描くことで、自分の想像している世界を自由に表現したり、他者に伝えやすくなります。
自分が目で見ているものをどのように感じ、表現するかはその子の自由です。
自由にのびのびと絵を描くことで表現力だけではなく「伝える力」を養うこともできます。
子どもの絵が描き上がったら「これはどんな気持ちで描いたの?」「どうしてこの色をつかってみたの?」と大人が質問をすることで、さらに伝える力が強化されます。
3.絵本の読み聞かせ

絵本の読み聞かせは、読み手と聞き手(子ども)の間で感想を言い合うことで、その子が何を感じて、どのように思ったのかを自由に表現してもらうことができます。
子どもから感想が聞けたら、聞き手はどうしてそう思ったのか問いかけるのも良いですし、共感しても良いでしょう。
また、絵本は「相手の気持ちを考える」トレーニングに最適です。
主人公はどうしてそう思ったのかな?なぜ泣きそうなのかな?笑っているのはどうしてかな?と子どもと一緒に想像しながらページを読み進めていくことで、相手の立場に立って物事を考える能力を身につけることができます。
絵本の読み聞かせは非認知機能の向上だけではなく、保護者・保育士と子どもの絆を作っていくためにもとても重要な時間です。
積極的に日々の生活に取り入れてみましょう。
4.自己肯定感を高める絵本「力のないトナカイ」がおすすめです!
非認知能力を高めるための絵本は、これを選ばなければいけない!といった決まりはありません。
子どもが興味を持った本を選んでいただければ問題ありません。
もし読む絵本に迷っている場合は、自己肯定感を育む絵本「力のないトナカイ」がおすすめです。
力のないトナカイあらすじ
次のクリスマスが最後の配達になる、大好きなサンタさんを
自分のソリで夜空に飛び立たせるのがアーモちゃんの夢。
憧れのトナカイの様になって、かっこよくソリを引くため
理想に近づこうと努力をしますが、どうしても皆のようになれません。
周りからは無理だと笑われ、どんどん力も自信も無くしていきます。
空回りしながらも、一生懸命前向きになろうとするアーモちゃんを
絵本を読みながら一緒に応援してください。
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