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子どもたちの「心の不安」に寄り添うチェックリスト──小さなサインに、大きな気持ちが隠れているかも?

  • 執筆者の写真: 未来ぷらす舎ライター
    未来ぷらす舎ライター
  • 12 分前
  • 読了時間: 4分

子供たちの心の不安に寄り添うチェックリスト

保育の現場でも、子どもは言葉でうまく「不安」や「ストレス」を表現できないことがよくあります。

大人から見ると「ちょっとした癖」や「成長の一部かな?」と思えるような行動も、

実は心のSOSサインになっていることがあるのです。

特に春は進学、進級のタイミングで子供たちも変化に対するストレスを感じやすい時期です。


今日は、そんな子どもの「心の不安」に気づくためのチェックリストをお届けします。

小さなサインを見逃さず、やさしく寄り添っていきましょう🌼


①🔍 心の不安チェックリスト

「最近、こんな様子見かけてない?」

無理に答えを出す必要はありません。気づきのきっかけになれば嬉しいです。


✅ よく見られるサイン

□ 瞬きの回数が急に増えた気がする


□ 爪を噛むクセがなかなか治らない


□ 指しゃぶりが続いている(また始まった)


□ 髪を引っ張る・抜くような仕草がある


□ 声が小さくなった、または話さなくなった


□ 急に甘えん坊になった、抱っこをせがむことが増えた


□ 一人遊びが増えた/お友だちと遊びたがらない


□ よくお腹が痛いと言う(でも病院では異常なし)


□ 眠りが浅い/寝つきが悪い/夜泣きが増えた


□ トイレの失敗が増えた(おもらしなど)



②🧠 どうしてこんな行動が出るの?

こういった行動は、大人でいうところの「ため息」や「貧乏ゆすり」に似たもの。

本人も気づかないうちに、緊張や不安を発散する“心の出口として出てくることがあります。


・新しい環境になった

・先生や友達との関係に悩んでいる

・家庭での変化(引っ越し、きょうだい誕生など)

・「いい子でいなきゃ」と頑張りすぎている


そんな小さな心の揺れが、ちょっとした“クセ”として現れるのです。


余談ですが、私の娘が4月から保育園に通い始めました。毎日本人なりに頑張っているせいか、帰宅してからは何をするにも抱っこじゃないとイヤ!という状態になりました。

慣らし保育が終わって先生やお友達と関係性ができてきてからは帰宅してもそこまで抱っこ!と言われないのですが、今思い返せば娘の不安な気持ちの表れだったのだと思います。


🌱 見つけたときに、どうしたらいい?

まず大切なのは、「やめさせなきゃ!」と叱らないことです。

その行動には、子どもなりの“理由”がちゃんとあるからです。


👇 こんな風に寄り添ってみて

「最近、がんばってるもんね」「疲れたのかな?」と共感の言葉をかける


指しゃぶりをしていても、「だめ!」ではなくそっと手をつないでみる


瞬きが増えたら、目の疲れかもしれないね、とマッサージを提案する


ただそばにいて、安心できる時間を多く持つ


一番の特効薬は、“気づいてもらえた安心感”です。



子供を抱き上げる女性、子どもも安心そうな顔をしている


④🧸 おわりに:サインは、悪いものではなく「気づきのヒント」

心のサインは、「困った行動」ではなく、助けてほしいというメッセージ。

私たち大人がそれに気づき、やさしく寄り添うことで、子どもたちは自分の気持ちと向き合い、少しずつ落ち着いていく力を身につけていきます。


「何か気になるな」と思ったときは、まず気づいた自分”を褒めてあげてください。

そのやさしいまなざしが、子どもにとってなによりの安心になるのです😊


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